C# で配列を使用する - Visual C# プログラミング

PROGRAM


C# で配列を使用する

C# で配列を実現したい場合には、次のように、扱いたいデータ型の名前の横にかぎ括弧 [ ] を付けて宣言します。

// たとえば文字列型の配列を定義します。

String[] array;

これで、文字列データを複数格納できる "array" という変数が定義できました。

実際に使用する場合には、持たせたいデータの個数を指定して、変数を初期化する必要があります。

// たとえば [0] から [99] までの 100 個のデータを持てるようにします。

array = new String[100];

こうすることで、100 個のデータを格納できるようになりました。

// 1 つ目の要素に "1" を、2 つ目の要素に "10" を代入してみます。

array[0] = "1";

array[1] = "10";

なお、配列の要素番号は 0 から始まる通し番号になるため、最初の要素は [0] で、次の要素は [1] で読み書きする形になります。

 

このように、かぎ括弧で宣言した配列は、使用時に要素数を決める必要があるため、終わってみるまで数がわからないような場合には不向きです。

そのような場合には、C# で動的配列を使用する で記したような、必要に応じて追加や削除が可能な動的配列を使用するのが良さそうです。

 

配列を初期化する

配列に値を一括して設定したい場合には、宣言時であれば次のようにします。

// 変数宣言時であれば、次のように初期値を代入することができます。

String[] array = { "1", "10" };

こうすることで、"1" と "10" という 2 つの要素が用意された配列を定義できました。

あらかじめ宣言しておいた変数であれば、次のようにします。

// 変数宣言時であれば、次のように初期値を代入することができます。

String[] array = new String[] { "1", "10" };

このように new 演算子に続けて、配列のデータ型を指定して、続けて代入する値を一括指定する形になります。


[ もどる ]