PX-B500 を Mac OS X Lion で使用する
HARDWARE REPORT
EPSON インクジェットプリンタ PX-B500 を OS X Lion で使用する
EPSON から販売されているビジネス向けインクジェットプリンタ を利用しています。
これについては、以前に ビジネスインクジェットプリンタ PX-B500 を使ってみる の方でも触れましたけど、今回はこのプリンタを Mac OS X Lion でも使えるように、デバイスドライバのインストールを行ってみたいと思います。
プリンタドライバのインストール
自分の環境では PX-B500 は、ネットワークプリンターとして設置しています。
Mac OS X 10.7 Lion でこれを使用する場合には、まずは Mac OS X に搭載されている "ソフトウェア・アップデート" の機能を使って、デバイスドライバをインストールする必要があるようでした。
そのために、まずは【システム環境設定】を起動して、システムへのプリンタの登録を行います。
システム環境設定が起動したら、そこから【プリントとスキャン】をクリックします。
プリントとスキャンの画面では、まずは左下辺りの【 + 】ボタンをクリックして、プリンタの追加を行います。
同一ネットワーク内に PX-B500 が接続されている場合には、【 + 】ボタンを押すと "近くのプリンタ" としても PX-B500 が検出されますけど、今回はとりあえず【ほかのプリンタまたはスキャナを追加】を選択してみることにします。
すると、自動的に PX-B500 が検出されるので、それを選択して【追加】ボタンをクリックします。
このとき、PX-B500 を選択した時に "ドライバ" のところに "Offirio PX-B500" と表示されることを確認します。
ここで、もし PX-B500 が同一ネットワークに内などで、自動検出されない場合には、この画面の【IP】タブをクリックして、IP アドレス等を入力してあげる形になると思います。
ともあれ、"Offirio PX-B500" が検出されて【追加】ボタンをクリックすれば、Mac OS X のソフトウェア・アップデートへ自動的に接続されて、PX-B500 ドライバのダウンロードとインストールが行われます。
少しばかり待っていると、プリンターのインストールが完了して、使用できるようになりました。
これで、PX-B500 を使用して、印刷ができるようになりました。
Windows とはずいぶん様子が違う感じですけど、両面印刷や画質調整なども設定できました。
たとえば両面印刷などをしたい場合は、アプリケーションからのプリントするときに【詳細を表示】を選択の上、中段下あたりの水平線が引かれたところのプルダウンメニューから【自動両面印刷設定】などの必要な項目を選択して、設定を行います。
プリンタドライバをアップデートする
平成 23 年 9 月 5 日現在、Mac OS X のソフトウェア・アップデートでダウンロードできるプリンタドライバのバージョンは 8.61 でしたけど、EPSON のダウンロードページには、それよりも新しい 9.00 のドライバが公開されていました。
これはソフトウェア・アップデートではダウンロードできないようでしたので、EPSON の OS X Lion 用のドライバダウンロードページ (http://www.epson.jp/dl_soft/list/3692.htm#61) から、"プリンタードライバーアップデーター 9.00" をダウンロードしました。
ドライバーファイル (ink_up900.dmg) がダウンロードされたら、それをダブルクリックしてマウントして、ディスクイメージに保存されている "EPIJUpd_R009" を実行します。
すると、"セイコーエプソン ソフトウェア使用許諾契約書" が表示されるので、これに同意の上で、次の画面で【インストール】ボタンをクリックすると、プリンタードライバーの更新プログラムのインストールが始まります。
そこから待つこと 1 分ほどで、プリンタードライバーのアップデートが完了しました。
ただ、何故か自分の環境では、プリンタードライバーのバージョンが 8.61 のまま変わりませんでした。
インストールマニュアルには、プリンタードライバーのアップデート後に再度プリンターをシステムに登録し直してくれとの記載がありましたけど、PX-B500 を削除して追加し直しても、バージョンが 9.00 になる気配がありませんでした。
Mac OS X を再起動してみても、バージョン番号は 8.61 のままでした。
正しくバージョンアップできているか判断できないところですけど、とりあえず何回か試してみても判らないのと、印刷上の支障がないので、とりあえずはこのまま、PX-B500 を利用してみることにします。