FinePix 1300 を MacOS 10.2 につないでみる
HARDWARE REPORT
USB ケーブルで MacOS v10.2 へつなぐ
FUJIFILM 製のデジタルカメラ FinePix 1300 用の AC アダプタ AC-5VH を買ってみたのですけど、接続したときにふと USB 端子があることを発見 (?) 、そういえば USB ケーブルがついていたような…。
ということで、MacOS X の最新版である MacOS X v10.2 につなげてみました。
付属の USB ケーブルを、FinePix 1300 と MacOS X v10.2 に接続します。
そして FinePix 1300 の電源を ON にしてみると…、なんのドライバも改めてインストールする必要なく、デスクトップに "Unlabeled" という名前のディスクドライブがマウントされました。
さらにデジタルカメラが接続されたことまで認識して、iPhoto なるソフトが自動で立ち上がってくれました。
"Unlabeled" というディスクを開いてみると、"DCIM" というフォルダがあり、その中に "100_FUJI" が、そしてその中に JPEG 形式で保存された写真が入っていました。
簡単に閲覧もできるし、保存もできるしで、とっても便利ですね^^v
iPhoto を使ってみる
せっかく自動的に iPhoto なるソフトが起動してくれたので、ちょっとそれも使ってみることにしました。
とりあえずいちばん右下にある 「読み込み」 ボタンを押してみると、なにやら写真を時間をかけて読み取っています。どうやら、ホームディレクトリの Pictures フォルダに画像を転送しているようです。ちなみにデータ自体は、その中の "iPhoto Library" の中の適切なフォルダに保存されます。
読み込みが終わると、画面の広い領域に写真がインデックス表示されました。
さて、いくつかメニューがあるようなので、ざっとですけど触ってみることにします。
まずは左下のほうのボタン。
アルバムの作成
「+」 記号の書かれたボタンは、新しく 「アルバム」 を作成する機能のようです。このボタンを押すと、作成するアルバムの名前を入力するためのダイアログが現れるので、作成したいアルバムの名前を入力します。
そうすると、左上の 「フォトライブラリ」 とかの一覧に加えて、作成したアルバムの名前が表示されます。このアルバムデータは、"Albums" フォルダの中のアルバム名がつけられたフォルダに保存されるようです。
このアルバムに画像を保存したい場合は、他のアルバム/フォトライブラリを選択して、右側に表示されている画像を左側の目的のアルバム名のところへ持っていけば OK です。
この移動、画面上では複製されたように見えますけど、実際の写真はフォトライブラリの中に保存されたままなので、それを消すとアルバムからも消えてしまうので気をつけましょう。
スライドショー
「→」 のようなボタン、実際はよくある再生ボタンの形、は、スライドショーによって、フォトライブラリまたはアルバムの中に保存されている写真を、数秒間隔で送っていくものです。
再生中にスペースキーを押すと、一時停止と再生を切り替えることができます。
また、左右の方向キーによって、写真を次のものに進めたり、逆に前のものに戻したりすることもできます。この操作を行うと、次または前の写真に移動した段階で一時停止の状態になります。
スライドショーを見終えるには、マウスをクリックします。
それにしても、スライドショーの再生中に BGM が流れるのが何かと笑えました ^^;;;
情報の表示
「i」 マークのボタンを押すと、その写真の情報をみたり、設定したりすることができます。
ボタンを押す回数によって、情報表示なし、タイトルと日付とサイズ、タイトルと日付とサイズとコメント の3段階に切り替わって表示されます。
画像の回転
「□↑」 …、とぜんぜん表現できてませんけど、そんな感じのボタンを押すと、選択された画像を回転して表示することができます。
ボタンを押すごとに 90 度ずつ回転して表示されます。この回転を行っても、表示の際に一時的に回転されるだけで、実際に写した写真のデータが回転されるわけではないみたいです。
写真を編集する
下のほうの 「編集」 を押すことで、選択中の写真に手を加えることができます。
特に細かいことは書きませんけど、できることというと、「トリミング(部分切り取り)」、「明度(明るさ)の調整」、「コントラスト(明暗のきわだち?)の調整」、「写真の白黒化」、といったことができます。
この作業を行うと、とった写真のデータに修正が加えられます。その際に、手を加える前のデータが、その写真データがあったフォルダの Originals フォルダに保存されるようです。