セルや範囲に値を代入する - Excel VBA プログラミング

PROGRAM

VBA で、任意のセルに値を書き込むには、次のような感じにします。

Cells(2, 3).Value = "書き込み"

Cells で、現在表示されているワークシートのセルの位置を決めています。そして、そこの Value プロパティに値を代入することで、そのセルに値を書き込むことができます。

このマクロを実行することで、最初が行番号、次が列番号になりますので、セル C2 に "書き込み" という文字列が書き込まれます。

また、Excel でおなじみの A2 といった呼び方でセルを指定したい場合には、Cells の代わりに Range を使って、次のようにします。

Range("A2").Value = "書き込み"

このようなマクロを実行することで、セル A2 に値が書き込まれます。

Range を使えば、範囲を指定することもできます。

Range("A2:C5").Value = "書き込み"

例えば Range に "A2:C5" を渡して Value の値を設定すると、それらすべてに一括して値が書き込まれます。

Range の範囲をカンマで区切って、複数のセルを指定することもできます。

Range("A2:C4,E4,F5").Value = "書き込み"

このようにすると、"A2:C4" という範囲と併せて "E4" セルと "F5" セルにも、値が書き込まれます。

Excel では、任意の範囲に "名前" をつけて管理することができるようになっています。

このように定義した名前も、Range を使って範囲を指定することができます。

Range("書き込む範囲").Value = "書き込み"

たとえばこのようにすることで、"書き込む範囲" という名前が付けられた範囲を取得して、そこに値を書き込むことができます。