東京都町田市の住基ネットカードを入手する

LIFE REPORT


東京都町田市の住基ネット

以前に 横浜市の住基ネットカードを入手する で、神奈川県横浜市の住民基本台帳カードを入手するに当たってのお話を記したことがありましたけど、それから東京都町田市へ引っ越したことにより、横浜市の住民基本台帳カードは無効となっておりました。

自動車運転免許証を取得したこともあり、しばらくは住民基本台帳カードを持っていなかったのですけど、公的個人認証サービスを利用する必要性が出てきたため、このたび、町田市役所へ取得の申請を行うことにしました。

なお、平成 21 年 7 月 2 日現在、東京都町田市の住民基本台帳カードは、各市民センターでも申請することが出来るようになっています。ただし、即日交付はされないことと、電子証明書の発行は行っていないので、そのあたりは注意が必要です。

 

ところで、導入当初はかなりの反対意見が飛び交っていた 住民基本台帳ネットワークシステム ですけど、今やすっかり落ち着きを見せているような気がします。どのような決着を見せたのかは知らないのですけど、どうなっているのでしょうね。

ともあれ、写真入りの様式 B のカードなら身分証明書として扱われるということは、世間にだいぶ浸透しているように思います。住民基本台帳カードでどういった行政サービスを受けられるかについては、まだあまり耳にしないような気がしますけど、e-Tax による納税で控除が受けられるなど、少しずつ利用されるようになっては来ているようです。

 

住基ネットカードを申請する

東京都町田市の場合、町田市役所市民課へ交付手続きを行います。今回は身分証として自動車運転免許証を持っていたので、手続きはとても簡単なものとなりました。

町田市役所の住民基本台帳カードに関するホームページ で "住民基本台帳カード交付申請書" をダウンロードすることができるので、印刷して必要事項を記入します。住民票コードの欄は記載する必要はなく、その他についても、住所等の簡単な情報だけの記入で済みます。また、身分証明書としても使用できるようにするには、写真も添付しておきます。

同様に、今回は、住民基本台帳カードの IC チップに、公的個人認証サービスで使用する電子証明書を記録してもらおうと思うので、"電子証明書発行更新申請書" もダウンロードし、併せて記入しておきます。

 

これら 2 つの申請書を、町田市役所の市民課へ提出します。

運転免許証を提示し、戸籍情報から幾つかの質問が行われ、て本人確認は完了しました。それから 15 分ほどで住民基本台帳カードが発行されます。住民基本台帳カードには 4 桁のパスワードを設定します。このパスワードは、役所において住民票の情報を取得する際にのみ、使うのだそうです。

続いて、そのカードの IC チップに電子証明書を記録する手続きが行われました。自分で決めたパスワードを端末から入力して、電子証明書を住民基本台帳カード内に記録します。このパスワードは、公的個人認証サービスを使用する際に入力するものとのことです。

 

これらの作業を行って、30 分程度で全ての手続きが完了しました。

手数料は、平成 21 年 7 月 2 日現在、住民基本台帳カードと電子証明書の発行とでそれぞれ 500 円、合計 1,000 円となりました。有効期限は、住民基本台帳カードが 10 年で、電子証明書は 3 年、どちらもと、継続して使用するには更新が必要となっています。

ともあれ、今回はけっこう簡単に住民基本台帳カードを入手することができました。運転免許証があると手続きは非常にかんたんですね。もちろん運転免許証がなくても入手する手段は用意されているので、子供への最初の公的身分証明書としても、悪くないのではないかと思います。