MinimizeToTray Plus で Thunderbird をタスクトレイに格納する

SOFTWARE REPORT


Thunderbird をタスクトレイに格納する

先日 EZ-NET レポート: Windows Live メールの受信が原因で Widnows 7 (x64) の処理が全体的に重くなる で記したように、電子メールクライアントを Windows Live メールから Mozilla Thunderbird 3 に変えてみたのですけど、使っていてひとつ気になる点として、Thunderbird を最小化したときに、それがタスクバーに常駐するというのがありました。

個人的に、最小化した状態では、タスクバーではなくタスクトレイに居てくれるとなんとなくすっきりするのですが、Thunderbird 3 では、平成 22 年 5 月 2 日現在、標準ではタスクバーの方に格納されてしまうようです。

タスクトレイの方に格納する方法がないかを調べてみたところ、なにやら MinimizeToTray Plus というプラグインを追加導入することでできるようになるようなので、さっそくそのプラグインを試してみることにしました。

 

MinimizeToTray Plus プラグインを追加する

MinimizeToTray Plus プラグインは、Thunderbird から直接ダウンロードしてインストールすることができるようになっていました。

Thunderbird を起動したら、システムメニューの 【ツール】 から 【アドオン】 を選択します。そして、"アドオンを入手" の画面で "MinimizeToTray" を検索すると、一覧に "MinimizeToTray Plus" が候補として挙がってきます。後は、挙がってきた "MinimizeToTray Plus" を選択して 【Thunderbird に追加】 ボタンをクリックすれば、インストールが開始されます。

ここで、"作者を信頼しているアドオン以外はインストールしないでください" というメッセージが表示されました。

内容としては、悪意のあるソフトウェアをインストールしてしまうとコンピューターに損傷を受けたりプライバシーを侵害される恐れがあるとのことですけど、作者を信頼するといっても、この情報だけで何を信頼すれば良いというのでしょう。ここで取得できるプラグインというのは、どういったプロセスで公開まで行くものなのでしょう。

ともあれ、普通のフリーソフトと入手による危険性は同じとも言えるので、注意喚起を促すだけ良いとも言えますけど、逆に何の意味もないようにも思えます。

 

インストールを続行するには、プラグイン名をクリックして少し待つと 【インストール】 ボタンをクリックできるようになるので、それを押せば、インストールは完了します。

インストール後、Thunderbird を起動しなおせば、MinimizeToTray Plus を利用することができるようになりました。

設定方法は、システムメニューの 【ツール】 から 【アドオン】 を選択して、"拡張機能" にある "MinimizeToTray Plus 1.0.8" の 【設定】 ボタンをクリックします。そして、"常にタスクバーの代わりにトレイへ最小化" など、必要な項目にチェックを入れれば、Thunderbird をタスクトレイにしまうことが可能になります。