IIS 5.0 で UNICODE を用いた VBScript を使う
SPECIAL
UNICODE とは
UNICODE とは多国語対応の文字コードで、ひとつのコード体系で各国の文字を表現できることから、何かと都合がいい面もあります。
UNICODE は1文字が2バイトで構成されるため、プログラムの面ではあまり気を使わずに文字を扱うことが出来ますし、文章においては複数の国の言葉を同時に入力/表示することができます。
HTML で多国語を利用するには UNICODE を 1 〜 3 バイトの可変長文字として取り扱う UTF-8 を利用します。
この UTF-8 、Windows NT ではほとんどシステムに組み込まれている状況でしたが、Internet Information Server ( IIS ) 4.0 ではまだ完全に利用することが出来ませんでした。
HTML ファイル自体には UTF-8 を問題なく利用することが出来たのですが、ASP のスクリプト内に UTF-8 の文字列を入れると正常に動かないという事態に陥ってしまいます。
しかし Windows 2000 の登場で、IIS 5.0 は ASP 内でも UTF-8 文字列を記述することが可能となりました。
言語コードの指定
ASP のスクリプトは基本的には、OS のディフォルトの言語を使用します。よって UTF-8 を利用する場合には、UTF-8 を使用することを明示的に示す必要があります。
ASP ファイル内に、
<%@ CODEPAGE=65001 %>
と記述することで、UTF-8 を用いることが出来るようになります。