Microsoft Word で最終ページ番号の表示を調整する
MEMORANDUM
Microsoft Word 2007 で、表紙にページ番号を付けずに、その次から 1 ページとして番号付けをした場合、最後のページ番号とページ数との番号が異なってきます。
最終ページ番号を文書内に表示するためには、NUMPAGES フィールドコードの値を少し調整した上で表示させる必要があります。
Microsoft Word で最終ページ番号の表示を調整する
■ 概要
Microsoft Word 2007 で、例えばフッターに "1/3" というようなページ番号を表示したとします。
そのとき、たとえば表紙にはページ番号を付けずに、次のページから 1 とカウントしたりすると、最後のページが "2/3" となってしまう場合があります。そういうときには、最終ページ番号を示すフィールドコードを編集することで、適切なページ番号を表示することができます。
■ 総ページ数を示すフィールドコード
通常、文書の最終ページを示すフィールドコードは、次のようになっています。
{ NUMPAGES }
これは、存在しているページ総数という意味になります。
■ 最終ページ番号を示すフィールドコード
最終ページ番号と総ページ数が同じ場合は良いのですが、ひゅ押しを 1 ページとしてカウントしていない場合には、最終ページ番号が実際のページ数と異なってきます。
その場合、次のようにフィールドコードを調整することで、最終ページ番号を表示させることが出来ます。
{ = { NUMPAGES } - 1 }
編集時の注意点としては、「Ctrl」 + 「F9」 キーを押すことで、フィールドコードを入力するための "{ }" が入力できるといったところでしょうか。これを 2 回押すことで "{ { } }" といった状態になりますので、= や NUMPAGES 等の必要な式を入力して行きます。
「F9」 キーを押せば、フィールドコードの値が更新されるので、これで、最終ページ番号を適切なものに合わせることが可能となります。
また、フィールドコードとその値との切り替えは、[Alt] + [F9] によって行うことが可能です。