Linux の使い方: CentOS 5.4 で FTP サーバーを起動する


FTP サーバーを起動する

CentOS 5.4 では FTP サーバーとして "vsftpd" が用意されている様子です。

OS インストール時は起動しないように設定されていますが、次のようにして vsftpd を起動することができます。

service vsftpd start

これで Linux アカウントを用いての FTP アクセスが可能となります。

注意点として、既定では匿名アクセス (Anonymous FTP) が有効になっていますので、必要に応じて "/etc/vsftpd.conf" で "anonymous_enable=NO" を指定して、匿名アクセスを禁止にするなどの調整をしておくと良いでしょう。

CentOS 5.4 では既定の設定でファイアーウォールが有効になっていると思うので、必要に応じてファイアーウォールの設定調整をおこないます。ファイアーウォールの設定については CentOS 5.3 のファイアーウォールを設定する が参考になるかと思います。

 

また、OS 起動時に自動起動させるためには、次の命令を実行します。

chkconfig vsftpd on

これで、Linux 起動時に vsftpd が自動起動するように設定することができます。

 

なお、もしも vsftpd がまだインストールされていない場合には、yum を用いて次のようにしてインストールを行います。

yum install vsftpd