Windows Vista x64 で Microsoft Update へのアップグレードに失敗する

SOFTWARE REPORT


Microsoft Update へのアップグレードに失敗する

Microsoft Windows の更新プログラムの自動検索機能として、Microsoft Update というものがあります。

Windows Vista (x64) は、標準で Windows Update という Windows の機能のみに限定したアップデートプログラムが提供されているのですけど、簡単な操作を行うことで、Microsoft の主要製品を対象にした Microsoft Update に更新することができるようになっています。

今回、Windows Vista Ultimate (x64) を新規インストールをして、Microsoft Office 2007 をインストールしてみたのですけど、Microsoft Office インストール終了後に Microsoft Update を利用して、Microsoft Office 2007 の更新プログラムを入手しようとしたところ、思いがけないエラーに見舞われたのでした。

 

Windows Update を起動して、Microsoft Update に更新しようとしたところ、”Microsoft Update をコンピュータにインストールすることができませんでした" と表示されてしまいます。添えられているエラー番号は "0x800A0046" です。

画面には "管理者として、または Administrators グループのメンバーとしてログオンしていることを確認して、再試行してください。" とありますけれど、ログオンしているアカウントは、既に Administrators グループに所属しています。

インターネットで解決策を探してみても、"Administrators グループにしても、Users などの制限グループにも所属している場合には、このエラーが発生する可能性がある" ですとか、"アカウント名に全角文字が含まれている場合に発生する可能性がある" とのことでしたけど、今回はどちらも該当しない感じでした。

 

Microsoft Update を可能にする

原因を追究してみると、今回の場合、Microsoft Update に更新できない理由は単純でした。

Microsoft Office 2007 をインストールした状態で、その Service Pack 1 を適用していない状態で、このような障害が発生する様子です。Office 2007 インストール時に案内される Office Update も、そのまま Microsoft Update へ導かれるようになっていたので、それもまた、今回の問題をややこしくしてしまった要因なのかもしれません。

Windows Update では "Microsoft Office 2007 SP1" は検出されないので、Microsoft ダウンロードセンター から直接、"2007 Microsoft Office スイート Service Pack 1 (SP1)" をダウンロードする必要がありました。

"2007 Microsoft Office スイート Service Pack 1 (SP1)" をダウンロード後、インストールを行ったところ、Windows Update から Microsoft Update へ、何の問題もなく更新できるようになりました。