Lightning 30-pin アダプタを使ってみる
HARDWARE REPORT
Ligntning to 30-pin Adapter (MD823ZM/A)
iPhone 5 や iPod touch 5th では、パソコンなどとの接続に使うケーブルがとてもコンパクトな Lightning ケーブルに変更になりました。
本体にも 1 本、約 1m の Lightning USB ケーブルが付属しているのですけど、これまで Dock ケーブルを何本も持ったり持ち歩いたりして使う人にとっては、1 本ではなかなか厳しいことが想像できます。
でも iPhone 5 発表まもなくの時点では、Lightning 対応のケーブル類は Apple 公式の 3 種類だけと、選択肢はなかなか狭い感じです。
Lightning USB ケーブルがいくつかあると安心ですけど、公式の USB ケーブルだと 1m しかなくて都合の良い長さを用意できないことや、これまで使用していたバッテリーなどの充電器を接続するためにも、今回は Lightning 30-pin アダプタを購入してみることにしました。
9 月 13 日に注文したときには、発送は iPhone 5 発売よりも後の 10 月の予定になっていました。
10 月もいつになるか判らない中、世間でも「まだ来ないかな=」という声が聞こえてきたり、「30 ピンアダプタってなんでこんなに大きいの?」などと『賢くて超コンパクトなアダプタです』と記されている Apple 公式サイトのリンクを付けながらつぶやく人が現れたりなど。
途中そんな凄まじいこともあったりしつつ、いよいよ 10 月 10 日に手元に到着したのでした。
とりあえず、PC との同期も充電もこれで、従来の Dock ケーブルと合わせて問題なく出来るようになりました。
気になるコンパクトさについてですけど、アダプタだけで見るとちょうど親指でしっかり持てる大きさで、指触りも滑らかですし、扱う上でとても安心感がある気がします。
これなら意外と "コンパクト" といってもいいんじゃない!?と思いましたけど、実際に接続するとやはり大きい…。
Lightning USB ケーブルと比較するとその差は歴然ですね。
右側の iPhone 4 + Dock ケーブルのときも入れて比べてみても、Lightning 30ピンアダプタを挟んだ場合が突出して、スマートさに欠ける印象になりました。せめてアダプタがあと半分小さければ、もしかすると幾分はコンパクトに見えたかもしれないです。
こんな感じで、接続するとなおさら存在感が大きいので、手元の美しさを重視するなら、もういち段と割高ですけど 0.2m の方の Lightning 30ピンアダプタを選ぶのもありかもしれないですね。
そうすれば気になるアダプタの存在感を、20cm ほど後ろにずらすこともできるでしょうから。