Apple Watch 対応のバンドを買ってみました
Apple Watch
Apple Watch のバンドといえば Apple 純正のお高いものしか存在しない状況でしたが、この頃になって他のメーカーからも比べれば安価なバンドが買えるようになってきました。
ただ、人に紹介するには品質的にはどんなものかが気になったので、買って心地を試してみることにしました。
Apple Watch が に発売されました。
Apple Watch のバンドといえば Apple 純正のお高いものしか存在しない状況でしたが、この頃になって他のメーカーからも比べれば安価なバンドが買えるようになってきました。
周囲を見ると、いつも身につけるものだけにバンドの見栄えは気になるみたいで、純正でもバンド選びはするものの、結局は値段に負けていちばん低価格な Apple Watch Sport を購入している印象です。
ですので、こういうバンドの選択肢が増えることはきっと嬉しいことなのでしょう。
伝わってくる感じ Apple Watch を気に入って使っている様子なので、さっそく教えてあげようかなと思いながらも、とはいえ「本当にちゃんと使えるものなのかな」という不安もあったので、試しに買って心地を試してみることにしました。
38mm 用の赤いバンドを購入してみる
今回は Highsurround バックル式レザーストラップ 38mm の赤色を購入してみました。
Apple Watch が登場してから日が浅いのもあって不安も感じるところですけど、商品紹介ページを見るとこんな感じで、なんとなくもふもふしてそうな、裏地がベージュのきれいな感じのバンドにも見えます。
Apple Watch に取り付けるための留め具もついていそうですし、値段も 4,000 円くらいと、Apple 純正のバンドと比べなければ少し高めで、これなら Apple 純正のバンドと比べてみるのにちょうどいいかなと思って選んでみました。
なお、販売されているバンドの中には留め金がつかないタイプもあるので注意が必要です。留め金がつかないタイプは、純正のクラシックバックルみたいな、留め金付きでバンド本体を留め具から外せるタイプのバンドを既に持っていないと使えません。つまり傷んだときとかの交換用のバンドですね。
バンドの実際の印象
そんなバンドを注文して、まもなく品物が到着しました。
箱を開ける前から分かるコレジャナイ感。
ぜんぜんもふもふした感じはなく、色味も 【赤】 というより 【赤寄りな濃いめの朱色】 みたいな…と、写真からカラーをピックして書いてみたんですけど、こうしてみると意外と色味は似ているのかもしれません。
ずいぶん違うように感じられるのは質感のせいか、ただの期待との違いでしょうか。
質感と長さ
箱から出すと、このような印象でした。
38mm 用の Apple 純正のクラシックバックルとも比べてみます。
革の質感は純正のクラシックバックルの方が格段に上な感じがします。
今回のバンドの方はというと、たとえば普通の時計用の 1,500 円くらいで買った時の革みたいな印象でしょうか。どちらかというと普通な感じです。
バンドの長さは純正のクラシックバックルとほぼ同じでしたが、バンドの目盛りがクラシックバックルほど手前にはないので、腕が細い人にはもしかして穴が足りない場合もあるかもしれません。
クラシックバックルはもともとけっこう細い腕にも対応しているので大丈夫かもしれませんけど、腕周りが 135 mm に近い人がこのバンドを選ぶ場合は気をつけておくと良さそうです。
留め具まわり
留め具の部分は、輪っかの部分がピンクゴールドっぽい色合いなのを除けば、大きさや印象は純正のクラシックバックルとほとんど同じです。
ちなみに裏側はこんな感じです。Amazon.co.jp に載っていた商品写真のような優しい裏地とは少し遠いような印象がします。
バンドの厚み
Apple Watch に固定する側の留め金付近を横から見るとこんな感じです。
純正のクラシックバックルと比べれば厚みがなくて不安なようにも思えますけど、強度の面でどれほどの差がでてくるのかは分かりません。
使った心地
実際に 38mm の Apple Watch Sport につけるとこんな感じになりました。
全体ではこんなイメージです。
この Apple Watch Sport はスペースグレイのアルミニウム筐体なのですけど、接続部分が内側に来るようになってるおかげか、バンドの金具が銀色でも違和感を感じることはありませんでした。
ベルトはやっぱり、商品紹介ページの写真と比べてしまえば安っぽいなと思えたものの、それを見てない人に言わせるとそこまで悪くはない印象みたいです。
腕に巻いた心地は、純正のクラシックバックルのような当日からすぐ馴染む感じはなかったですけど、しばらく使っていればそのうち馴染んでいってくれるのかなという感じがしました。バンドの余った尻尾の部分が純正クラシックバックルよりも少しカパカパする感じもしますが、問題になるほどではなさそうです。
現物を見て買ったとしたら、悪くはないかも
そんな感じで、商品ページの紹介と比べてしまうと思うところはいろいろですけど、これが実際にお店に並んでいて手に取ったものだとしたら相応のもののように思えました。
今は出始めで値段が少々高いですけど、これから徐々に値下がって行けば、選択肢のひとつとして十分アリかもしれませんね。純正のバンドはとても高価なので、こうやって手の届く値段で趣味に合わせて選べるというのは嬉しいところに思いました。