vsftpd へ接続できるユーザーを制限する (CentOS 5.5) : Linux の使い方
接続アカウントを制限する
CentOS 5.5 では FTP サーバーとして "vsftpd" が利用できるようになっています。
この vsftpd で、アクセス可能なユーザーアカウントを制限する方法について調べてみました。
アカウントによるアクセスの可否を設定するには、"/etc/vsftpd/user_list" ファイルを編集する必要があります。
ここにアカウントの一覧を 1 行ずつに記載して行くのですけど、ここに記載されたアカウントが接続を許可されるか拒否されるかは、vsftpd の設定によって異なります。
"user_list_deny=NO" の場合、user_list ファイル内に記載されたアカウントのみが "許可" されるようになります。逆に "user_list_deny=YES" だった場合には、user_list ファイルに記載のアカウントのみが "拒否" されるようになります。
また、そもそも "/etc/vsftpd/user_list" の内容が動作に加味されるように、"userlist_enable=YES" も設定しておく必要があります。
vsftpd で user_list が加味されるように設定されていれば、あとは "/etc/vsftpd/user_list" が編集された段階で、次の FTP アクセスからは、それによる接続の可否が判定されるようになります。
vsftpd を再起動しなくても、変更が反映されるようでした。