ソースコードエディターをカスタマイズする

ソースコードエディターでは、その見た目や動きを微調整できるようになっています。ここでは、ソースコードエディターを活用する上で役立つ調整方法を紹介します。

インデントで使用する空白文字を調整する

ソースコードエディターでのインデントのされ方は、細かく調整できるようになっています。

Xcode 全体の既定値を設定したい場合は、メニューバーの XcodePreferences... で表示される設定画面のText EditingタブにあるIndentationカテゴリで設定します。

ここで設定できる項目の内容はXcode 5 徹底解説 for iOS/OS X17.6.2 Indentation カテゴリで説明しています。

ファイル毎にインデントを調整する

インデントのされ方は、ファイルインスペクターを使ってファイル毎にも設定できます。

インデントの設定項目は次のとおりです。

項目 内容
Indent using インデントで主に使う文字を指定します。
Spaces 空白文字を使用します。
Tabs タブ文字を優先的に使用します。
Widths タブ文字やインデントの文字幅を指定します。
Tab タブ文字 1 つ当たりの実質的な文字数を指定します。空白文字で何文字分かを指定します。
Indent インデント 1 レベル当たりの文字数を指定します。タブ文字を使う設定になっていて、インデントの文字数をタブ文字だけで表現できない場合は、不足部分を空白文字で補います。
インデントのされ方をファイル毎に設定した場合は、その設定が Xcode 全体の既定値よりも優先されます。また、インデントの設定を途中で変更しても、既に入力済みのインデントには影響せず、それ以降に入力されたインデントから新しい設定が反映されます。