コンピュータ名を変更する
SERVER
case#1: HOSTNAME ファイル
Linux にログオンすると、コンピュータの名前が表示されます。また hostname コマンドによって自分自身の名前を問い合わせることが出来ます。
このコンピュータ名を変更するためには /etc/HOSTNAME ファイルの情報を書き換えます。
コンピュータ名を ns1.ez-net.jp という名前にしたい場合には、/etc/HOSTNAME ファイルに
ns1.ez-net.jp
と書き込みます。
そうすると次回の Linux 起動時に変更したコンピュータ名が変更され、環境変数にも情報が登録されます。
case#2: hostname コマンド
しかしながら、どうやらこの方法はすべてで通用するというものではないようです。つい先ほど、Vine Linux 2.1 でやってみたところ、起動時に HOSTNAME ファイルの内容が消されてしまいました。
他にも hostname コマンドによって、名前を設定することができます。
hostname ns1.ez-net.jp
こうすることで名前を変更することができるようですが、この場合もあまりいいとはいえないようです。
起動中のメッセージを眺めていて気付いたのですが、どうやら Vine Linux 2.1 は、起動中にホスト名を決定するスクリプトを実行しているようです。
case#3: linuxconf
Vine Linux 2.1 の場合、完璧な設定方法がありました。それは linuxconf という各種設定を行うためのツールを使用する方法です。
コマンドラインから、linuxconf と入力します。
【設定】 → 【ネットワーク】 → 【クライアント事項】 → 【基本ホスト情報】 とたどっていくと、そこに 「ホスト名+ドメイン」 という項目があります。
ここに、ns1.ez-net.jp と入力することで、再起動後、しっかりと名前が設定されるようになりました。
case#4: CentOS の場合
CentOS でのコンピュータ名の変更については EZ-NET: Linux の使い方: Linux のホスト名を変更する (CentOS 5.4) の方に記してみましたので、こちらの方も参考にしてみてください。