WIRELESSGATE の SIM を iOS 9 で使えるようにする
ハードウェアレポート
いよいよ iOS 9 が登場しますけど、今のところ WIRELESSGATE の格安 SIM だと PDP 認証エラーで LTE 通信できない様子です。
そこで、公式に対応されるまでの間、暫定的に LTE 通信ができる APN プロファイルを作ってみました。
自分は ワイヤレスゲート WiFi+LTE SIM の格安 SIM を使ってるのですけど、今のところ WIRELESSGATE の SIM は iOS 9 に対応していない様子です。
iOS 9 にアップデートすると、現時点では LTE (4G) で通信しようとしたときに、次のようなエラーメッセージが表示されます。
データ通信を起動できませんでした。データにアクセスするには、モバイルデータ通信をオンにするか Wi-Fi を使用します。
現在、WIRELESSGATE から正式な iOS 9 対応の APN プロファイルがリリースされました。こちら からインストールできます。
原因
これは WIRELESSGATE から提供されている「APN 構成プロファイル」が iOS 9 に対応していないことが原因でした。
iOS 9 でも WIRELESSGATE で LTE 通信できるようにするためには、iOS 9 に対応した「APN 構成プロファイル」をインストールする必要がありますが、 現在は、まだ正式な APN 構成プロファイルが提供されていない様子です。
そこで、今回は暫定対応として、正式版が出るまでの間、既存の APN 構成プロファイルを改造して iOS 9 に対応させたものをインストールして凌いでおくことにします。
先日にも こちら でも紹介しましたけれど、いくつかの対処方法を書いていて分かりにくかったので、今回は APN 構成プロファイルを暫定的に差し替える方法だけに絞って記します。
暫定版 APN 構成プロファイルをインストールする
まず、iOS 9 に対応した WIRELESSGATE 用の APN 構成プロファイルを作成します。
これを自力で作成するのは難しそうだったので、既存のプロファイルを参考にして作成したものを用意しました。試行錯誤で作ったものですが、とりあえずこれを使えば LTE 通信ができるようになります。
これを iOS 9 にインストールするのは簡単です。
iOS 9 にappude-tosite LTE 通信ができなくなっていても Wi-Fi は使えるので、Wi-Fi を有効にしたら、今見ているこのページを iPhone で表示します。
そして、上に記載した非公式プロファイルのリンクをタップすると、インストール画面が表示されます。
あとは手順に沿ってインストールを進めれば、この APN 構成プロファイルが iOS 9 にインストールされます。
これで Wi-Fi を OFF にしても、LTE を使ってちゃんと通信できるようになりました。
きっと近いうちに WIRELESSGATE から iOS 9 対応の APN 構成プロファイルが正式にリリースされるはずです。今回インストールした APN 構成プロファイルは暫定的に自作したものなので、適切ではない可能性があります。公式のものがリリースされたら、必ずそれにインストールしなおしましょう。