Pyxis 9th Anniversary Party 2024 に行ってきました。 #Pyxis
誕生祭
新型コロナウイルスなご時世もあって5年ぶりの開催となった Pyxis Anniversary Party — そこは懐かしさに溢れたとても素敵な場所でした。
声優ユニット Pyxis の Pyxis 9th Anniversary Party 2024〜ピクみんと作る宝石箱〜 が に 初台 DOORS で開催されました。
この日をはじめとする今年2024年の5月は、この翌週の土日にあったイベントと合わせてなんだかどこか着地点へ向けて急降下、ここ10年くらいが幕を下ろすかのような不思議な心地を覚える3日間でした。 自分をゼロへと向かわせるみたいと言ったらいいのか、豊かさと未知とが静かに交錯するかのようなふわふわ心地です。
Pyxis Anniversary Party
Pyxis Anniversary Party といえば、Pyxis のイベントの中でもトークが主体となるイベントです。 今回はその9回目、新型コロナウイルス流行を経ての5年ぶりの開催 でした。
今回は音楽的なライブなしのトーク主体の開催で、お久しぶりな開催もあってかこれまでの Pyxis の歩みを振り返られる舞台構成になっていました。自分が Pyxis を知ったのは ファーストアルバムがリリースされた頃 だったので、それより前の結成のときの話とか、メジャーデビュー前の話を聞けたりとかして、自分にとってなかなか貴重な機会でした。
朗読劇
そんなイベントの中で Pyxis を振り返る「朗読劇」が、Pyxis なお二方、豊田さんと伊藤さんとで行われたのですけれど、これがとっても良かったです。
お二方は声優としても活躍されていることは知っているのですけれど、自分はアニメをほとんど見なくなったのもあってこれまでご縁がなく、お二人の活躍はこれまでの Pyxis での活動で見ていただけだったものだから、声をきれいに操るお二人の姿はとても印象的でした。
Pyxis ランド
それと楽しかった場面としては、楽曲「Pyxis ランド」のやりとりもあって。
イベントの中で企画されていた Pyxis 楽曲イントロ当てのクイズでの最後の問いが「Pyxis ランド」だったのですけれど、そこでのファンな方とのやり取りがとっても面白くって。ざっくりと結末だけ綴ると、最後の曲で本気で罪悪感に苛まれていそうなお二方の様子がむしろ「引きが良い」ようにも感じたりして。
そんな「Pyxis ランド」という曲は、自分にとっても大切な曲で。その曲が代名詞のひとつとも言える Pyxis Anniversary 2019 を訪れていたあの当日も、ちょうどけっこう悩まされていた時期でもあって、それを打破するきっかけにもなった曲だったのでした。ようこそみんな、Pyxis ランドへ — そんな気持ちを自分もずっと大切にしていきたいものです。
Pyxis にとっての始まりの場所
ところで今回のイベント会場『初台 DOORS』は、これまでに訪れた Pyxis イベントの中では比べて少し小さめな印象でした。 それが少し不思議に思えていたのですけれど、こちらの会場、Pyxis にとって思い出の詰まった会場なのだそうでした。
いわゆる下積み時代的な頃、所属事務所のイベント開催といえばここが定番だったらしくて、今回はそんなスタートの場所を記念日の場所として選んだそうでした。そんなイベントは 3部構成で、重複参加なし とすることで、多くの人が参加できる機会になっていました。 こういう工夫がとっても上手に感じます。
自分にとっての始まりの場所
そして初台 DOORS は東京渋谷にあるのですけれど、渋谷といえば自分にとっても Pyxis と巡り合わせるスタートの場所でもありました。
当時はそこそこ悩んで切羽詰まっていた頃で、空きの時間で必要な準備作業のために訪れたカラオケ店「JOYSOUND 渋谷南口駅前店 を訪れたときに、その受付で Pyxis なお二方のパネルが迎えてくれたことが始まりです。
その館内はまさしく Pyxis 一色に彩られていて、カラオケ室内で歌を入れない間に流れる映像が全部 Pyxis という大胆ぶりでした。今回の自分はパソコンで作業をするのが目的だったので、その間、実に4時間もの間、ずっと Pyxis の声に包まれていました。 ひたすら流れる MV に映る姿がとても「楽しさ」で溢れて、ちょうどそのとき「探していたもの」を見つけた心地がしたのは、今も大切にしている記憶であり、今なお Pyxis を慕い続ける原点でした。
メッセージを添えて
そんな今回の Pyxis Party 開催にあたって、公式から事前に「心に残る Pyxis ニュース」の応募がされていました。
自分にとって Pyxis は思い入れの深い存在だったので、5年ぶりというのもあって、これまでのお礼を届けておいたのですけれど、 そういえばたしかに「どこかで使うかも」みたいな注意書きがあったとは思うのですけれど、まさかのイベントで取り上げてくれて。 そしてそれに端を発して、Pyxis なお二方が当時の「エンドレス Pyxis」に想いを巡らせてくれて。
エンドレス Pyxis でもらった感謝については、これまでにも「FLAWLESS 発売記念イベント」と、たしか「2nd Anniversary Party」でも伝える機会は持てたのですけれど、長らくの歳月を経てようやくお伝えできた心地がしました。
とても楽しいひとときでした
そんな感じで今日の Pyxis Party は、お久しぶりの楽しい時間でもあったり、長らくの念願叶う機会でもあったり、巡り合わせた当初の大切な記憶を思い起こさせる場所でもありました。
Pyxis の平和なわちゃわちゃ感って良いですよね。なにより豊田さんと伊藤さんのお元気そうな様子を間近で窺えて、心安らぐひとときでした。次の Pyxis 10周年も楽しみです。