ニコファーレ公演2周年記念をきっかけに "さくらシンデレラ" との巡り合わせを振り返ってみました。 #さくらシンデレラ

ライブ

アイドルグループ "さくらシンデレラ" が 2018年5月27日に開催したライブ "ニコファーレ公演2周年記念" を観にいったので、その1ヶ月前の自分が彼女たちを知るきっかけになった "ニコニコ超会議 2018" まで遡って、これまでの感想を綴ってみました。


最近とってもお気に入りのアイドルグループ さくらシンデレラ に公演したライブ ニコファーレ公演2周年記念 さくらシンデレラ LIVE 〜新たな未来〜 を観てきました。

これまでに興味を持ったアイドルといえば、アイドルと呼ぶのが適切なのかよく分からないですけれど にカラオケ店のミュージックビデオで出会った声優ユニット Pyxis の "めいいっぱい楽しさを振りまく姿" に魅了され、聴き始めたのが最初でした。 それからずっと 自分の中ではアイドルといえば Pyxis が唯一だった わけですけれど。

巡り逢わせは、ニコニコ超会議 2018

— Only days 今日という日は1度だけ —

そんなある日の からの2日間で開催された ニコニコ超会議 2018 で、超歌ってみた のアシスタント役として、さくらシンデレラの 有田ゆの さんと 佐藤結希 さんがいらしてて。

そんな彼女たちの務めとしては、一般来訪者の中から抽選で選ばれた歌い手が、ニコニコカーでステージに登場するのを温かく迎え入れるのと、次の歌い手が準備している間の注意を惹いてみんなの "楽しい" 気持ちを高め見守るのと。他にも、歌い手がステージで歌っているときに、風を送って盛り上げる演出効果をしたりとか。

そんな彼女たちの ステージで振る舞う姿はとてもとても楽しそう で、それが深く心に残ったのでした。

特にそう、次の歌い手のつなぎの時に 会場全体に手を振るんじゃなくて、会場にいる一人一人に笑顔ではっきり目を合わせながらたっぷり手を振って、会場全体を隅々まで見渡す有田さんの姿 が特に心に残ったんですよね。それがとってもすごいなって思って。

それがすごく自然にできる人だということ、後にさくらシンデレラのアイドルステージを訪れてみて、とても納得する心地でした。

そんなニコニコ超会議 2018 に遊びに行った日の感想は、以前に こちら で綴ってあります。 ちなみに Pyxis に感じた魅力については こちら で少しばかり綴っています。

さくらシンデレラ

— 燃え盛る夢 秘めてる瞳 ずっと見ていたい —

そうして出会った、さくらシンデレラ。

それが縁で今回のニコファーレ公演に伺うことになったわけですけれど、それまでの経緯も自分の中で思い入れ深いものになっているので、 今回の自分にとっては初めての さくらシンデレラのライブ 当日の感想の前に とても長くなるのですけど 綴っておきますね。

感謝を伝えたくなって

— ずっと知ってる 君が待ってるの 傘なんていらない —

さて、ニコニコ超会議 2018 が閉幕を迎えて、最後に開催に携わった人たちがアーチを作って参加者を見送ってくれたんですけど、そのときにアーチ作りに加わろうとする有田さんと佐藤さんの姿もあったから 彼女たちにこの2日間の感想を伝えに 行ったことが始まりでした。 そうしたら、とっても嬉しそうな表情を見せてくれて。

それが自分にとっての最初の最初の、さくらシンデレラとの巡り合いでした。

こちらこそ、ただでさえこの2日間で嬉しさをたくさんもらっていたのに、さらに嬉しい心地に包まれて。 そしてこのとき、有田さんから「さくらシンデレラというアイドルグループで、新宿か秋葉原のどちらかで毎日ライブしてるから来てね!」って聞いて。 それが さくらシンデレラ に強く興味を惹かれた瞬間でした。毎日活動って、すごい。

何かを開催するのって月1回とかでも大変なのに、ステージを毎日続けるってどれくらいの努力が必要なんだろう。

歌いとしての、さくらシンデレラへ

— まだ君は知らない 生まれたての光 —

そんな さくらシンデレラ のアイドルとしての活動、歌い手としての活動は、ニコニコ超会議 2018 でも1曲ばかり聴かせてもらえていたんですけど、自分にとってはあまりにいきなりの登場だったものだから、歌をしっかり味わう余裕が自分にはありませんでした。

ニコニコカーで突然、有田さんと佐藤さんが綺麗な装いで登場して、応援に 夏生のん さんと 桜瀬もえ さんとが加わって。

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もっともっとメンバーがいるって有田さんが MC で話していたけれど、自分は「そうなんだー」って思いながらも、実際のところピンと来てなかった気がします。 歌を観せてくれているときも「アイドルってこんな感じなんだ」って思ったりしながら 自分にとっては新鮮な景色を、ただただ眺めるばかり でした。

新宿アイドルステージへ

— さくら、さくらさくら 君は綺麗だ —

そんな漠然とした記憶だけが残っていて、さくらシンデレラというグループに関心を持って。やっぱり 歌い手としての有田さんの姿をもういちど観たい なって思って、 有田さんと佐藤さんが出演する日を狙って アイドルステージ にお邪魔してみることにしました。

タイミングが噛み合ったのは、ニコニコ超会議が終わって4日後の 新宿アイドルステージ でした。

通り過ぎるばかりで知らなかったけれど、新宿にこんな場所があったのね。 訪れてみると、ニコニコ超会議で見た装いとはまた違う、真っ白な衣装に身を包んだ有田さんと佐藤さんを見つけて。

そんな彼女たちの ステージが始まる前の時間にファンなみんなとお話をしている景色が、ものすごく新鮮 に映りました。これまでの自分の中での認識では、歌い手はステージの上だけで完結している印象があったから、こうやって直に言葉を届けられることがすごく嬉しく感じられて。おかげさまで ニコニコ超会議 2018 で知って、来たくなったことを伝えられた のが嬉しかったです。

それからステージが始まって、全てが初めて聴く曲でしたけど、その光景はまさにライブで、ステージには喜びがたくさん溢れているように見えました。 この日は全体的に明るい曲が多い印象で、その中でも特に2つ "さくらの木の下で""千年桜" が心に強く残りました。

♬ さくらの木の下で

最初の さくらの木の下で は、それまで続いた明るい曲とは打って変わって 切ない哀愁が漂う曲 で、純粋にそんな曲の雰囲気が心に残って。

自分のただの思い込みではあるんですけど、テレビとかで観るアイドルってポップに跳ね回る姿ばかりのような気がしていたから、この曲を聴いたときに アイドルってこういう繊細できれいな歌も歌うんだ みたいな、そういう感動を覚えた気がします。この歌は みんなでしっとり切なく歌い上げていて、その様子がとても心に残りました。

♬ 千年桜

その次に記憶に残った 千年桜 は、威勢の良い明るい印象の曲(後で聴くと、嬉しさと重ねて切ない想いが強く込められた曲)でしたけど、 これが自分にとって 決定的な曲 でした。

この日の自分はもはや楽しみ方や見どころを何も知らなくて、ほとんど有田さんの姿だけを追ってステージを観ていたのですけど、 この曲までは、有田さんの表情がどことなく硬いような、ニコニコ超会議 2018 で魅せてくれた有田さんの姿と今にこうしてライブを振る舞う有田さんの姿が けっこう違って見える気がして。それはそれで新鮮な心地でよかったんですけど、 でもこの 千年桜を歌う有田さんの姿を見たときに、その楽しそうな様子が "超歌ってみた" の記憶とぴったり重なって、 あの感動が記憶にはっきり蘇ってきた んですよね。

有田さんだ…!っていう心地。ここでさくらシンデレラは 完璧にお気に入り なグループになりました。

ファンとの交流も印象的

— 輪になってぐるぐるワンワン —

そんな初めてのアイドルステージでしたけど もうひとつ、すごく感動するところ がありました。

ステージが始まる前とか終わった後とかに ステージに立っていたみんなが普通に、観にきていた人と談笑している姿 がとても印象的だったんですよね。 しかも互いに互いを認識している感じで、特にアイドルなみんなが話し相手をちゃんと "知っている" 様子で話していたのが、自分から見て衝撃的でした。 話す口調も、不必要に砕けることなく、丁寧すぎることもなくて、とても自然で。

素敵な心遣い

ちなみにこの日に自分がかけてもらった言葉のなかで 印象に残った言葉 があって。それは、有田さんの「なに飲むー?」と、佐藤さんの「プログラムって難しいやつでしょー?」と、夢咲かや さんの「初めまして、ですよね?」の3つです。

普通に思えば何気ない言葉たちだと思うんですけど、不思議ですけど、これらがとても心に残りました。 関心を持ってくれるというのは、想像以上に心に残るものなのかもしれないです。

そしてもうひとつ、この日にすごく不思議に感じたことがあって。

それは、有田さんと佐藤さんに向けてステージのみんなが「久しぶりだね!」って嬉しそうに声をかけていたことでした。 そういえば、有田さんは「私は秋葉原にいることが多い」みたいに言っていた気がするから、もしかして新宿のメンバーとはあまり会わないものなのかな? とか思ったりしながら。

秋葉原アイドルステージへ

— 君の中に眠ってる星 目覚めよ —

有田さんは秋葉原が多いって言っていたのを思い出すと 今度は秋葉原で歌う有田さんの姿も 観てみたくなって、それから1週間後の の出演メンバーに有田さんの名前を見つけて、秋葉原アイドルステージを初めて訪れてみました。

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有田ゆの さん

けれどもその日はステージにも、その周を見渡してみても 有田さんの姿を見つけることはできなくて

でも、もちろん大丈夫。そんな程度で嫌な思いはしないのと、それにこういう時のために告知にも "メンバーは変更になる場合がある" って書いてくれていますしね。 だからぜんぜん大丈夫なのと、むしろ 代わりにそれが他のメンバーに目を向けられるきっかけになった ように思います。

そうでなかったら初日みたいに、この日もきっと有田さんばかりに目を向けていたと思うので。そう思うと、運がいい!

ちなみに "運がいい!" っていう言葉、のちに有田さんとお会いしたときに、何気ないところで有田さんが発した言葉なのですけれど、 それに とっても前向きな人柄を感じて いいなって思って、以来、お気に入りの言葉になってます。なにがあっても気持ちを幸せのほうに傾けてくれそうな言葉ね。

ステージを見渡してみて気づく景色

そうやって 初めて、ステージ上のみんなの様子を意識して眺めた日になった ような気がします。

みんなそれぞれ魅力が違ってすごいなって思いながらも、自分は人の顔を区別するのが苦手だったから、なかなか顔を判別できない始末でしたけど。 それでも強く心に残ったのは、渡辺栞 さんの姿でした。 なんかすごく "頑張ってる感に溢れて" 見えたんですよね。

さくらシンデレラって みんなの頑張りを強く感じる グループに思うのですけど、初めてそれを強く意識したように思います。 そんな渡辺さんの魅力に限らず、他の人みんなもとても印象的で、とても素敵なグループだなって実感 した日になりました。

メンバーの見分けがつかない…

そういえばこの日の自分は、まだ 衣装の色でしかメンバーを区別できなかった んですよね。

出来ればお名前を添えて感想を言いたかったんですけど、 メンバーリスト を眺めてみてもお顔を判別できないし、あちらこちらへ移動されるとなおさら誰が誰だか分からなくなる末期症状。

ただ、みんながアイドルだったおかげなのか、このときすごく 名前ってとても大事 って感じさせてもらうことができました。 そして人というのは気にするようにさえなれば、少しずつ、できるようになっていくものですね。 そんな自分でしたけれども、お名前を意識してアイドルステージに足を運んでいるうちに、写真からでも名前を照らし合わせられるようになってきました。

ちなみにここでいう "ピンク色" の人は、桜瀬さん。そして "緑色の人" は 双葉みきな さん。アオザイ公演は色とりどりな衣装だったおかげで、特に緑な双葉さんには、その場でなんとか感想を届けられたのは幸いでした。

有田さんにはお会いできなかったけれど、この日の記憶は紛れもなく 有田さんが運んでくれた思い出 でした。

リリースイベント

— いつか君らしく輝けるように 生まれたての光 —

それから、公式告知で4周年記念アルバム『Ring』のリリース記念イベントがあると知り、どんなイベントなんだろうというのがとても気になって のに訪れてみることにしました。というのもアイドルステージって 公演ごとにいろんな一面を魅せてくれるのも楽しい んですよね。

そう思って訪れてみたら、記念ミニライブと、アルバムの予約ができたりその特典会が催されて、またぜんぜん違った感じ。そういえば Pyxis でも こういう特典会に似たもの があったなって思い出しながら、そこに参加するファンなみんなの楽しそうな様子が印象的な1日でした。

美和花樺 さん

ところでそんなリリースイベントですけれど、開場時間を18時と勘違いして訪れたら実はまだ30分あって、そのときにもうひとり、同じ頃合いに来ていたファンの人がいらしたんですよね。それで開場までドアの外で待つことになったんですけど、このとき、さくらシンデレラなみんなが 初めての人にも積極的に話しかけていくのを見習って 自分もちょっと自発的に彼に話しかけてみることにしました。

そうしたら、定期的にアイドルステージに足を運んでいる人とのことで、 推しは 美和花樺 さん、遠くから月1回くらいのペースで足を運んでらっしゃるとのこと。話していると美和さんに一途な感じが伝わってきて、こういうの すごくいいな って思えました。

そんなこの時の自分は、まだ美和花樺さんと聞いても メンバーリストに名前があった気がする… くらいしか認識できてなかったんですけど、 そんな推しな人とのご縁もあって、美和さんが話しにきてくれたのが心に残りました。そんな彼女は まるで無垢な子供が母親に話しかけるみたいに 名前を何度も何度も教えてくれて、名前の大切さというものを感じさせてもらえたような気がします。

なんで "はるかさん" なのに "はるりぃ" なんだろう、そんな疑問も心の中に湧いたりしながら、そんな景色が微笑ましく感じられました。

夢咲かや さん

それともうひとつ、この日は 夢咲さんと話せたらいいな と思って訪れたのも 第一の目的として ありました。

というのも初めて新宿アイドルステージに訪れた日、有田さんと佐藤さんに話しかけることばかりに気を取られていて、 夢咲さんが話しかけにきてくれたとき 自分がちゃんと応対できてなかった気がして、それが心残りだった んですよね。 今日のリリースイベントは夢咲さんも参加すると聞いて、隙があったら話しかけたいなって思って訪れました。

そうしたら、特典会でメンバーの誰かと ゆっくり話せる 機会をもらうことが可能だったから、迷わず夢咲さんとお話させてもらいました。 そこで初日に話しかけてくれたことへのお礼を伝えられて嬉しかったし、夢咲さんからアイドルステージのこと、さくらシンデレラのこと、 選抜公演の見どころとか、いろんなことを教えてもらえて幸せでした。

ファイナル公演 〜ニコファーレに向けて〜

— こみ上げる純粋な気持ちごと 伝えたいんだから —

そうやって幾度かアイドルステージに訪れているうちに、今度 ニコファーレでライブがある という話を耳にする機会が出てきていました。 さくらシンデレラの "アイドルステージとはきっと違う別の舞台が描かれるんだろうな" って思うと興味が湧いて、 ネット販売開始の告知を機にさっそく第2部のチケットの方を手に入れました。

2部構成のライブってこの日までは "その日の都合に合わせてどちらかを選ぶ" のが自分の中では普通だったんですよね。

それから少し経ったある日のこと、公演スケジュールを眺めていたら『ファイナル公演 〜ニコファーレに向けて〜』というのが目に止まって。 せっかくニコファーレを観覧するなら 事前にみんなの気込みも聞けたら嬉しいな って思って、ちょうどその日はファイナル公演前まで 都内に用事があったから、その帰りに訪れてみることにしました。

桜瀬もえ さん

そんなファイナル公演は、参加メンバーみんなからニコファーレに賭ける想いを聞かせてもらえて。 その言葉たちが力強くてすごく嬉しかったんですけど、そんな中でも桜瀬さんの決意表明が ひときわ強く 心に残りました。

いつも愛嬌あふれる笑顔で、ダンスも歌も美しく奏でる桜瀬さんですけど、 この日のニコファーレについて語る彼女の表情からは笑顔は消えて、まっすぐ真剣な表情で語る表情 に強く心を打たれました。

昼と夕を通して参加へ

帰宅してからもその記憶が残り続けてて、みんなの『絶対に素晴らしいものにするから!』っていう意気込みに推されて、 入手済みだった第2部のチケットに加えて 第1部のチケットも 手に入れることに決めました。

せっかくアイドルステージに行ける距離なのだから、ネットではなくて 心を動かしてくれた桜瀬さんから チケットを受け取りたい。 ニコファーレ公演まではちょっと用事が詰まってたんですけど、 幸いなことに1日だけ少し早目に切り上げれば行ける日があったので、その日に秋葉原アイドルステージに寄って、桜瀬さんから無事に第1部のチケットを 受け取ることができました。

そのときに、桜瀬さんのおかげで第1部も行くことに決めたことを受け取るときに言葉で伝えたつもりではあるんですけど、 緊張のせいか自分がついつい焦って喋っしまって、上手く伝えられなかった気がします。

改めまして桜瀬さん、どうもありがとうございました。

まえおき、終わり。

こうして、ニコファーレ公演へと繋がっていくことになりました。 前置き、超絶長かった。

ニコファーレ公演

— 人は涙流して 大切なことを知る —

そうして迎えたニコファーレ公演、会場は六本木にある ニコファーレ で、午後1時からの第1部と午後5時からの第2部で構成されたライブでした。

ところでそんな日のさりげない関心どころは ここまで縁を繋いでくれた有田さんが出演するか だったんですけど、事前にツイッターで本人から言及があったのが嬉しかったです。 桜瀬さんのおかげで第1部と第2部のチケットも持っているから、有田さんのお願いも聞けて 準備万端 です。

ちなみにこの有田さんが久しぶりに訪れたらしい 5月25日は、有田さんが帰った直後に入れ替わりで自分が訪れたらしく、それを 「さっきまで ゆのちゃんいたよ!」って夏生さんが教えてくれた のがとても嬉しい出来事でした。

残念、入れ違いかな?って言う夏生さんに、そのとき傍らにいらしたスタッフの人も「そう、ゆのが帰った直後くらいに入ってきた」って夏生さんに教えてて 訪れるみんなひとりひとりのことをちゃんと見て大切にしているのが伝わってくる のがすごく嬉しく感じられました。

ライブ前の空気感も楽しい

— 僕が信じた君を信じて パッと咲かせましょう —

そうして訪れた nicofarre ですけど、訪れてすぐに目に留まったのは、既に列を作っている人たちの様子でした。

ライブ会場を訪れるといつも思うんですけど、みんな楽しそうなんですよね。友達とワイワイ、たっぷり笑顔で、心待ちにしている様子がまっすぐ伝わってきたり、 自分はライブはひとりで行くことの方が多いですけど、もちろんそういう人たちも みんな一様に嬉しそうな表情を浮かべて いて、そういうところがライブのすごくいいところ思って。

他にも、その後に開催された美和花樺生誕祭に贈るためのファンからのメッセージカードを書いてもらおうと声をかけに来てくれた人がいたりして、そういうところ、すごくいいなって思いながら開場時間を待っていました。

ところでそんな待機列で、誰かが来るなり列の誰かと挨拶をする姿をよく目にした気がしました。顔見知りな人が多いのかな、もしかしてアイドルステージのおかげなのかな、とにかくそんなところがとても印象的でした。

2つで1つの完成形

— 本気だったら そこが面白いでしょ —

そして始まったニコファーレ公演、初めての2つを部を連続で観覧したのですけど、それぞれの部がまるでぜんぜん別のライブに感じて 驚きました。

第1部

今回の最初の部は、なんとなく大人しめな感じがしたような気がして、のんびりとしたライブらしさを楽しめた心地がしました。 初めてアイドルステージを訪れたとき以来、有田さんの歌う姿も観ることができて幸せでした。特に初アイステで心に残った 思い出の "千年桜" の間奏のところ、"前後ろ" の先導が有田さんだった のにとても感激しました。

それとトークタイムで何かのたびに桜瀬さんが 「新曲が約10曲ー!」 って言ってみんなが必死に補足するスタイル、微笑ましすぎて楽しかった。

第2部

その次の部は、打って変わって超湧き上がる感じが驚きでした。曲目もちょっと変わる程度なのかと思っていたらぜんぜん違って、 もはや 2つの部で本来1つのライブ が完成する感じ、そんな光景をまのあたりにして、桜瀬さんに心動かされて本当に良かったと思えた瞬間でした。

有田さんがセンターの "さくらの木の下で" も最高でした。

サイリウム2本へ

— 届かないんなら この声だって 意味ないんじゃん —

ところで、自分はニコニコ超会議でさくらシンデレラを知ったのもあって、サイリウムは思い出も込めて あの日に買った "ニコライト" を敢えて使っているのですけれど。

初めてのアイドルステージを訪れたときは、みんなそれぞれに色があるって知らなくて 桜だからピンクかな? 程度で色を選んでましたけど、 アイステを幾度か訪れるうちに メンバーごとにサイリウムの色があることを知って、人によっては2色で構成されてる ことを知って。

有田さんは、赤と白

待ちに待った有田さんを応援できる機会だったから、サイリウムは 有田さんカラーの紅白 で2つ振って応援したくて、"ニコライト" と合わせて自宅にあった Pyxis 応援用のサイリウムを持ってきてたのでした。

でも、第1部でその2本を振ってみたものの、心に何かが引っかかって思い切って振れなくて。 そう、この場にぜんぜん関係のないアーティストのサイリウム を振ることに後ろめたさみたいな感覚がして、ついつい身が縮こまってしまうんですよね。 なんとか頑張って第1部は紅白振ってみたけれど、この大切な晴れ舞台にぜんぜん思い切って応援できないのは、何気なく心に重たかったです。

だから、さデライト・デビュー

初めて来店した時にもらったポイントカードのスタンプが、あと1つでサイリウムをもらえるところまで貯まっていたから、そんな小さなところでちょっと葛藤したのですけど、でもやっぱり今日を逃したら 次にいつ紅白を振れるか分からない って今までの勘から感じたから、第1部が終わった後の物販で、さくらシンデレラのサイリウム "さデライト" を1つ購入しました。

そうして迎えた第2部は、自分の誇りの "ニコライト" と真新しい "さデライト" の2本で 心おきなく紅白で有田さんを照らせたこと が、 とても嬉しい心地でした。

そして、そんな 万全の応援体制で第2部を迎えられて良かったって心から思える日が訪れるとは あの瞬間まで思いもしなかったわけですけれど。いや、ほんとよかった。

卒業発表

— 願い叶い 君のすぐそばにいるのに なんでだ —

突如、会場に響き渡るエリザベータの声、そこで告げられる「卒業するメンバーがいます」という発表。

それを聞いた瞬間、まだ名前を挙げられないうちから、頭の中には有田さんがはっきり浮かんで。 心はそれを確信していて、頭はそうじゃないことを期待していて、まるで もう分かってるのに、まだ解っていない みたいな、そんな心境は複雑で不思議なものにも感じられたりしながら。

有田ゆの & 佐藤結希、卒業

彼女たちの名前を挙げられたとき、こんなにも悲しみが心の奥底から込み上げることってあるんだなって感じました。

巡り合ってからほんの少ししか時間は経っていないのに、それこそ会うのは nicofarre のこの日でたったの3回目なのに、 交わした言葉もほんの少しだけしかないのに、それなのに この感情はなんだろうって思えるくらいに 唐突で、 涙を誘って湧き上がる何か、それを初めて体感した心地がして。

この感情はなんで湧いてくるんだろうって考えてみたとき "お別れだから悲しい" というのとは何かが 違う ように思えて。メンバーのみんなみたいに同じ時間を頑張って歩いてきたわけでもないのに、 貰い泣きとも明らかに違うこの感情は、確かなことは分からないけどもしかして "これからもっと応援したかった、 もらった恩を少しでもお返ししたかった、 そんな夢が叶わなかった悔しさみたいなものなのかな" って感じたりしました。

卒業発表の知らせを聴いて以降、さくらシンデレラとしては残り少ない有田さんの勇姿を目に焼き付けておこうと、 ステージに有田さんがいる限り、彼女から目を離すことはしませんでした。

有田ゆの さんへ

卒業発表後の、有田さんがセンターの "さくらの木の下で" に想いを重ねて、 この短い時間の中で有田さんは自分に何を残してくれようとしたのだろう、そんなことを思ったりしながら。 そして最後の未来プロローグ、とても美しかった。

有田さん、自分の運命とほんのわずかだけ交差して、すぐに離れていくことになったけれど、 この短い時間の中でたくさんの大切なことを教えてもらいました。だから、どうぞお元気で。 生きる長さに比べたら数日というほんの瞬間だけれど、有田さんにめぐり逢えて本当によかった。運がいい!

夏生のん さんへ

そんな卒業発表のときに夏生のんさんが、有田さんと佐藤さんにまっすぐ流してくれる涙が強く心に残りました。

あれだけ悲しんでもらえるなんて、どれだけ幸せなんだろう。そしてあんなに誰かのことを悲しめるって、どれだけ綺麗な心を持っているんだろう。 自分が素敵と思う人を慕ってくれる人は同じくらいに素敵、それを感じて心がすごく洗われる気がして、その日を境に自分は桜色2つ。

きっと、赤と白とが涙で均一に馴染んで桜色になったのね。有田さんがくれた想いをそのまま さくらの色 に継いで、 夏生のんさんを、さくらシンデレラというグループを応援し続けられたらいいなって思いながら。

エリザベータの正体

ところでそんな卒業発表を、謎の人物「エリザベータ」が伝えたわけなのですけど、 桜瀬さんがエリザベータの正体を見た!って言っては、みんなに軽やかにあしらわれて なかったことにされてるところ、すごく面白かったです。

後夜祭

— それでもいい、枯れ果てるまで信じ続けよう —

そんなニコファーレ公演も幕を閉じて、引き続きアイドルステージで 後夜祭 が執り行われるみたい。 ライブが終わった直後なのに、そのまま新宿と秋葉原に別れていつものステージを開催するのってすごくないですか。

有田さんは秋葉原に出演する予定みたいなので、今日のお礼を伝えるべく、自分も秋葉原へと向かうことにしました。

後夜祭へ向かう電車でも、卒業発表で覚えた感情がたびたび湧いて堪え難いところだったりしましたけれど、 電車に揺られながら "相手の決意を信じて尊重することが、自分にできる唯一のことかな" って思ってみたら、なんとなく気分がすっきりしてくる心地がしました。 そうやって人は、誰かの心に大切なことを残してくれるような気がします。

手紙をしたためて

今までの感じ、もしかすると 今日の後夜祭が有田さんに会える最後の日になっても不思議はない から、 途中急いでレターセットを買って手紙をしたため、後夜祭へと向かいました。 ほんと、もう会えないかもしれない可能性も感じられたから、 もう会う機会がなくても心残りがないように 最後の手紙 を綴ったけれど、すぐ翌日に再び会えたし。笑笑

でもそれが卒業公演までの間の、有田さんに会える最後の機会みたいです。卒業公演はちゃんとお会いできるかな?

有田ゆの、思い遣りの深い人

後夜祭では、有田さんと会うなり真っ先に「やっと会えたのにごめんね」って声をかけてくれくれたり、 アイステ初日以来の、今日までのお会いできない間を心配して「大丈夫? みんなと話せてる?」って気遣ってくれたり。 まだちゃんとお会いするのは2回目なのに、そんなに気にかけてくれる有田さんの人柄、すごくいいなって感じます。

後夜祭の翌日に会えたときにも「また会えた!」って喜んでくれたり、渡した手紙の感想とかいろんなことに "ここ良かった、あそこ良かった" って、お別れするぎりぎりまでたくさん褒めてくれて、それがとても嬉しかったです。 そんな 相手の褒められるところをいっぱい見つけようとしている様子 が伝わってきて、そんなところも素敵な性格だなって思いました。

それに有田さんって等身大で接してくれる感じがするから、話しやすいのも魅力的に感じます。

積極的な姿勢も素敵

あとこれは、初めてニコニコ超会議 2018 で有田さんと出逢ったときにも感じたことですけれど、 有田さんに限らずメンバーみんなに言えることとして、誰にでも 積極的に話しかけていくところ も素敵に思うんですよね。

たとえば有田さんの、外国の人に「英語わからないや」とか言いながら、普通な顔してそのまま話しかけていく姿勢にすごく感動しました。 同じように夏生さんもステージ上から「英語わからない」とか言いながらそのまま話しかけるし、そういうところほんとにすごいと思う。

そんな景色をみてからというもの、困っている人を見かけたり落し物をした人を目撃したりみたいな、 知らない誰かに話しかけたく思ったときには さくらシンデレラなみんなのそんな姿勢を見習って、背中を押してもらってます。

さくらシンデレラ、素敵なアイドルグループ

— 蝶みたいに舞って 花と咲いて 光の中 汚れた足元は見せない —
しかしほんと、さくらシンデレラ。 メンバーみんなが仲良さそうで、慕いあって支えあっているように見えて、そんなところも見ていると感じて心地がいいんですよね。

ニコファーレの翌日にあった 紫乃崎星那 さんの 昇格記念の研究生公演の最後の方を少しだけ観たり、ブログを読んでいると思うのですけど、 テレビとかでは一般に華ばかりを前面に出しがちな気がする中で、さくらシンデレラは 努力もすべて認めて表現できている ような気がして、 誰かの頑張りをみんなで喜べる、そんな空気を感じるところがすごいなって思ったりして。

それは歌にも表れていて、それを華やかに歌い上げるの。

そういうところが、さくらシンデレラのすごく魅力的なところに感じます。 頑張り屋さんばかりな気がして時にちょっと余計な心配をしてしまうこともあるけれど、なんにしても これからも素敵なステージを描いてくれたら嬉しい なって思いました。

はじめての さくらシンデレラ

— だから難しいことはやめて直球勝負 —

そんな さくらシンデレラらしさ が上手に描けているような気がする「はじめてのさくらシンデレラ」という動画があったので、それを紹介しつつ、 今回の "ニコファーレ公演を通してさくらシンデレラとの巡り会いを振り返ってみた話" を終わりにしますね。

どうもありがとうございました。

スタッフさんも素敵

そうでした、最後に特筆しておきたいところがあって。

みわさん…でお名前はあってると思うのですけど、さくらシンデレラを支える秋葉原アイドルステージのスタッフさんの姿も印象的で。 普段の公演と公演の間の時間はすごく明るい表情でときどきアイドルなみんなと一緒に話に混ざりに来てくれたりするんですけど、公演が始まると すごく真剣な姿勢に変わって メンバーや演出にまっすぐ神経を注いでいる感じ。 だからこういう素敵な舞台が、支えられて毎日続いているんだろうなって思えたりして。

他にも男性スタッフの人にも声をかけてもらえて、楽しくお話しできたりですとか。 そんなスタッフの人に会えるのも アイドルステージに足を運ぶ楽しみのひとつ だったりします。

ファンの方々も素敵

それと、ファンの方々も暖かく見守る感じがいいなって感じて。

アイドルのみんなも大切にしてるし、同じファンのみんなも大切にしている様子が窺えたりして、そういうのをときおり感じて幸せ心地に浸れる空間です。 ニコファーレ公演で会場に落し物があったみたいで、ファンの人がツイッターで声を掛けている様子がとても心に残りました。

そんなツイートを会場で見かけて、自分も何かできないかなって思って、さくらシンデレラなみんなの積極的に話しかける姿勢を見習ってちょっと周りにツイートを見せてながら心当たりを尋ねてみたら、 ツイートの画面を見るなり「あ、あきさんじゃん」ってお返事が返ってきたりして。そこには仲間意識といったらいいのか、温かみを感じるようでした。

少なくともそういうファンな人たちが必ずたくさんいて、そんな人たちに支えられて今の "さくらシンデレラ" が在るのでしょうね。 そんなところも、ひいては さくらシンデレラの素敵なところ なのでしょうね。自分もそんなファンのひとりになれるように頑張れたらいいなって思ったりしました。